Nectarinidae
和名 タイヨウチョウ(太陽鳥) 英名 Sunbirds ウィキスピーシーズにタイヨウチョウ科に関する情報があります。 ウィキメディア・コモンズには、タイヨウチョウ科に関連するカテゴリがあります。タイヨウチョウ科(タイヨウチョウか、学名 Nectariniidae)は、鳥類スズメ目の科である。
タイヨウチョウ(太陽鳥)と総称する。タイヨウチョウは英語の sunbirds の直訳である。
旧世界・オセアニア区の熱帯(アフリカ、西アジア・南アジア・東南アジア、オーストラリア、メラネシア)に生息する。
全長9–22cm[1]。嘴は細長く下に湾曲している。舌は管状。羽色に性的二型があり、雄は鮮やかな色を呈す。花蜜食。
分類・系統は異なるがアメリカ大陸のハチドリ科やオーストラリアのミツスイ科と同様のニッチを占める平行進化をしている。
タイヨウチョウ科はハナドリ科 Dicaeidae と姉妹群である[2]
Sibley & Ahlquist (1990) では、ハナドリ科とオナガミツスイ属 Promerops がタイヨウチョウ科に含められ、狭義のタイヨウチョウ科はタイヨウチョウ亜科 Nectariniinae タイヨウチョウ族 Nectariniini となっていた。ただしオナガミツスイ属との類縁性は薄い[2]。