dcsimg

メジロザメ科 ( Japanese )

provided by wikipedia 日本語
メジロザメ科 Blue shark.jpg 分類 : 動物界 Animalia : 脊索動物門 Chordata : 軟骨魚綱 Chondrichthyes : メジロザメ目 Carcharhiniformes : メジロザメ科 Carcharhinidae 学名 Carcharhinidae Jordan & Evermann, 1896[1] 英名 Requiem shark

メジロザメ科 Carcharhinidaeメジロザメ目に属するサメの一つ。

特徴[編集]

世界中の暖かい海に分布する。オオメジロザメガンジスメジロザメなど7種は淡水にも適応が可能である。外洋の表層や沿岸域など比較的浅い所で普段生活し、他の甲殻類頭足類などを捕食する。沿岸域を好む種は一ヶ所に定住するが、外洋性のヨシキリザメなどは長距離を回遊する。

メジロザメ科の最大種はイタチザメで、最大で体長7.4 mに達する。しかし他の多くの種は体長1-3 m程度である。体型は流線型で、活発に泳ぎ回る種が多い。

いずれの種も肉食性が強く、活動的で体も大きいため、人にとっては危険である。特に危険なのはイタチザメオオメジロザメで、これら2種はホホジロザメよりも人身事故の件数が多いと言われる[2]

分類[編集]

現生種は12属約60種[3]

系統[編集]

シュモクザメ科と近縁である。イタチザメは他の種と繁殖形態が異なり、メジロザメ科から除く意見もある。分子系統解析により、次のような系統樹が得られている[4]



イタチザメ




シュモクザメ科


メジロザメ科

ヒラガシラ属 Rhizoprionodon




トガリメザメ属 Loxodon



トガリアンコウザメ属 Scoliodon






レモンザメ属 Negaprion




オオヒレメジロザメ属 Lamiopsis



ガンジスメジロザメ属 Glyphis





ツバクロザメ属 Isogomphodon



メジロザメ属ハナジロメジロザメヨシキリザメネムリブカを含む)







脚注[編集]

  1. ^ WoRMS, Carcharhinidae, World Register of Marine Species英語版, http://www.marinespecies.org/aphia.php?p=taxdetails&id=105689
  2. ^ A&A・フェッラーリ 『サメガイドブック-世界のサメ・エイ図鑑』 御船淳・山本毅訳、谷内透監修、ティビーエス・ブリタニカ、2001年、256頁。
  3. ^ 仲谷一宏 (2016). サメ―海の王者たち―改訂版. ブックマン社. pp. 230-233.
  4. ^ Naylor, G.J.; Caira, J.N.; Jensen, K.; Rosana, K.A.; Straube, N.; Lakner, C. (2012). “Elasmobranch phylogeny: A mitochondrial estimate based on 595 species”. In Carrier, J.C.; Musick, J.A.; Heithaus, M.R., eds. The Biology of Sharks and Their Relatives (second ed.). CRC Press. pp. 31–57. ISBN 1-4398-3924-7. http://prosper.cofc.edu/~sharkevolution/pdfs/Naylor_et_al_Carrier%20Chapter%202.pdf.
 title=
license
cc-by-sa-3.0
copyright
ウィキペディアの著者と編集者
original
visit source
partner site
wikipedia 日本語

メジロザメ科: Brief Summary ( Japanese )

provided by wikipedia 日本語

メジロザメ科 Carcharhinidae はメジロザメ目に属するサメの一つ。

license
cc-by-sa-3.0
copyright
ウィキペディアの著者と編集者
original
visit source
partner site
wikipedia 日本語