Sturninae
和名 ムクドリ(椋鳥) 英名 Starlings 系統ムクドリ科(ムクドリか、学名 Sturnidae)は、鳥類スズメ目の科である。
ムクドリ(椋鳥)と総称されるが、狭義にはその1種をムクドリと呼ぶ。
旧大陸とオセアニアの広い範囲に生息する。数種は新大陸にも移入種として生息する。
昆虫や木の実などを食べる。
系統樹は Lovette & Rubenstein (2007)[2]などより。
ムクドリ科Agropsar
Sturnornis
ムクドリ属 Spodiopsar
Hylopsar
クロハラテリムク Notopholia
ムクドリ科の姉妹群はマネシツグミ科である。
次いで近縁なウシツツキ科は、ウシツツキ属 Buphagus のみの単型科である。かつてはこれをウシツツキ亜科 Buphaginae としてムクドリ科に含める(現在のムクドリ科はムクドリ亜科 Sturninae とする)こともあった。
ムクドリ科は6つの大きな系統に分かれ、これらを亜科または族とすることが提案されている[2]。
キバシリモドキ属 Rhabdornis は、かつてはチメドリ科 Timalidae や単型のキバシリモドキ科 Rhabdornidae とされてきたが、ムクドリ科に含まれる。
Sibley & Ahlquist (1990) は、ムクドリ科にマネシツグミ科を含めた。現在のムクドリ科とウシツツキ科は、ムクドリ科ムクドリ族 Sturnini にまとめられていた。
現生属と種は国際鳥類学会議 (IOC)[3]による。現生31属118種。Lovette & Rubenstein の6系統に分けた。絶滅種を属の末尾に(絶滅属は全体の末尾に)追加した。