Platanthera ophrydioides F. Schmidt

Platanthera ophrydioides là một loài thực vật có hoa trong họ Lan. Loài này được F.Schmidt miêu tả khoa học đầu tiên năm 1868.^[1]

Chú thích

Liên kết ngoài

• Phương tiện liên quan tới Platanthera ophrydioides tại Wikimedia Commons
• Dữ liệu liên quan tới Platanthera ophrydioides tại Wikispecies
• Vườn thực vật hoàng gia Kew; Đại học Harvard; Australian Plant Name Index (biên tập). “Platanthera ophrydioides”. International Plant Names Index. Truy cập ngày 7 tháng 6 năm 2013.

Царство: Растения

Подцарство: Зелёные растения

Отдел: Цветковые

Класс: Однодольные^[1]

Надпорядок: Lilianae

Порядок: Спаржецветные

Семейство: Орхидные

Подсемейство: Орхидные

Триба: Ятрышниковые

Род: Любка

Вид: Любка офрисовидная

• 1 Ботаническое описание
• 2 Синонимика
• 3 Ареал и распространение
• 4 Охранный статус
• 5 Примечания
• 6 Ссылки

• Platanthera mandarinorum f. australis (Ohwi) K.Inoue
• Platanthera mandarinorum var. monophylla (Honda) K.Inoue
• Platanthera mandarinorum f. monophylla (Honda) K.Inoue
• Platanthera mandarinorum subsp. ophrydioides (F.Schmidt) K.Inoue
• Platanthera mandarinorum var. ophrydioides (F.Schmidt) Finet
• Platanthera ophrydioides var. australis Ohwi
• Platanthera ophrydioides f. australis (Ohwi) Makino
• Platanthera ophrydioides var. monophylla Honda
• Platanthera ophrydioides f. monophylla (Honda) Makino
• Platanthera ophrydioides subsp. platycorys (Schltr.) Soó
• Platanthera platycorys Schltr.
• Platanthera reinii Franch. & Sav.

オオキソチドリ 分類（APG III） 界 : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 Angiosperms 階級なし : 単子葉類 Monocots 目 : キジカクシ目 Asparagales 科 : ラン科 Orchidaceae 属 : ツレサギソウ属 Platanthera 種 : オオキソチドリ P. ophrydioides 学名 Platanthera ophrydioides F.Schmidt var. ophrydioides^[1] シノニム

• Platanthera mandarinorum Rchb.f. subsp. ophrydioides (F.Schmidt) K.Inoue var. ophrydioides (F.Schmidt) Finet^[2]

和名 オオキソチドリ（大木曽千鳥）^[3][4][5] ウィキメディア・コモンズには、オオキソチドリに関連するメディアがあります。 ウィキスピーシーズにオオキソチドリに関する情報があります。

オオキソチドリ（大木曽千鳥、学名：Platanthera ophrydioides ）は、ラン科ツレサギソウ属の地生の多年草。別名、ミチノクチドリ。本種には、下記の「下位分類」のとおり地理的な変異が多い^{[3][4][5][6][7][8]}。

特徴[編集]

根は伸長し一部は肥厚する。茎は単一で直立し、高さは30-50cmになり、やや繊細で稜線がある。葉は茎の下方に2-3個つき、最下方の一番大きい葉は楕円形で、長さ5-10cm、幅2-4cmになり、先端は鋭頭または鈍頭、基部は少し茎を抱く。その上部の葉は小さい披針形となる^{[3][4][5][6][7][8]}。

花期は7-8月。総状花序に淡黄緑色の小さな花を10個内外まばらにつける。中島睦子著『日本ラン科植物図譜』の植物画によると花は18個、分類表内の個体は17個ある。苞は狭披針形で子房より少し短いが、最下方のものは子房より長い。背萼片は狭卵形で長さ約5mm、幅4mm、側萼片は線状披針形で左右に開く。側花弁は斜卵形で背萼片より長く、斜上する。唇弁は広線形で長さ6-8mmになる。距は長さ6-10mmになり、前方にやや垂れ下がる^{[3][4][5][6][7][8]}。

分布と生育環境[編集]

日本では、北海道、本州の中部地方の日本海側と東北地方に分布し、亜高山帯の林床や湿地に生育する。国外では、南千島、サハリンに分布する^{[4][5][6][7][8]}。

名前の由来[編集]

オオキソチドリは「大木曽千鳥」の意で、広義のキソチドリ（木曽千鳥、Platanthera ophrydioides F.Schmidt ）が、長野県の木曽で採集されたので名付けられた。種小名 ophrydioides は、「ラン科のOphrys属に似た」の意味^[3]。

ギャラリー[編集]

下位分類[編集]

本種には地理的な変異が多い^{[3][4][5][6][8]}。ただし、基本種とヒトツバキソチドリとの差異は連続的であり、判別が困難な個体もある^[8]。和名、学名はYistによる。

• ナガバノキソチドリ Platanthera ophrydioides F.Schmidt var. australis Ohwi - 葉が線状狭楕円形から広線形で、本州の中部地方から紀伊半島、四国、九州に分布する南西日本型のもの。
• ヒトツバキソチドリ Platanthera ophrydioides F.Schmidt var. monophylla Honda - 下方につく葉が1個で、基本種より小さく、本州の関東地方から東海地方の太平洋側に分布するもの。

脚注[編集]

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参考文献[編集]

• 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本 I 単子葉類』、1982年、平凡社
• 豊国秀夫編『山溪カラー名鑑 日本の高山植物』、1988年、山と溪谷社
• 清水建美、木原浩『高山に咲く花 山溪ハンディ図鑑8』、2002年、山と溪谷社
• 牧野富太郎原著、大橋広好・邑田仁・岩槻邦男編『新牧野日本植物圖鑑』、2008年、北隆館
• 中島睦子著『日本ラン科植物図譜』、2012年、文一総合出版
• 大橋広好・門田祐一・木原浩他編『改訂新版 日本の野生植物 1』、2015年、平凡社
• 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」（YList）

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