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マメクロクイナ ( Japanese )

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マメクロクイナ マメクロクイナ
マメクロクイナ Atlantisia rogersi
保全状況評価[a 1] VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 VU.svg 分類 : 動物界 Animalia : 脊索動物門 Chordata 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata : 鳥綱 Aves : ツル目 Gruiformes : クイナ科 Rallidae : マメクロクイナ属
Atlantisia Lowe, 1923 : マメクロクイナ A. rogersi 学名 Atlantisia rogersi Lowe, 1923 和名 マメクロクイナ 英名 Inaccessible Island rail
Inaccessible rail

マメクロクイナAtlantisia rogersi)は、ツル目クイナ科マメクロクイナ属に分類される鳥類。本種のみでマメクロクイナ属を構成する。

分布[編集]

イギリスイナクセシブル島[1][2]固有種

形態[編集]

全長12.5-16センチメートル[1][2]。上面の羽衣は暗赤褐色、頭部や胸部までの下面の羽衣は暗灰色[1][2]。腹部の羽衣や尾羽基部の下面を被う羽毛(下尾筒)は黒く、黄褐色の横縞が入る[1][2]。雨覆には不規則に白い縞模様が入る[2]

虹彩は明赤色[2]。嘴はやや細長い[2]。嘴の色彩は黒褐色や暗灰色、後肢は黒褐色や暗灰褐色[1][2]

幼鳥は虹彩が褐色[2]

生態[編集]

海岸から高原(主に海岸のイネ科からなる植生)にかけての藪地や茂みに生息する[1][2]飛翔する事はできない[1]。天敵はオオトウゾクカモメなどが挙げられる[1]

食性は雑食で、昆虫甲殻類ミミズ両生類果実種子などを食べる[1][2]

繁殖形態は卵生。11-翌2月に藪地の地表に半球状の巣を作り、2個の卵を産む[1][2]

人間との関係[編集]

野焼きや人為的に移入されたブタやヤギによる生息地の破壊などにより生息数が減少したと考えられている[1]。また人為的に移入されたノネコやドブネズミによる捕食が懸念されている[1]1982-1983年における生息数は8400-10000羽と推定されている[1]

参考文献[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ6 アフリカ』、講談社2000年、87、184頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育10-II (ツル目)』、東京動物園協会、1989年、47、60、162頁。

関連項目[編集]

 src= ウィキメディア・コモンズには、マメクロクイナに関連するメディアがあります。  src= ウィキスピーシーズにマメクロクイナに関する情報があります。

外部リンク[編集]

  1. ^ The IUCN Red List of Threatened Species
    • BirdLife International 2008.0. Atlantisia rogersi. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.
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マメクロクイナ: Brief Summary ( Japanese )

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マメクロクイナ(Atlantisia rogersi)は、ツル目クイナ科マメクロクイナ属に分類される鳥類。本種のみでマメクロクイナ属を構成する。

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