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ウィキメディア・コモンズには、オグルマ属に関連するカテゴリがあります。 ウィキスピーシーズにオグルマ属に関する情報があります。オグルマ属(オグルマぞく、学名:Inula )は、キク科キク亜科の属の一つ。
多年草または低木。茎は直立し、分枝する。葉はふつう全縁で互生する。花冠は黄色であるが、まれに舌状花が白色のものがある。頭状花序は縁に1-多列の舌状花が発達し、舌状部の先端は3歯があり、雌花で構成される。まれに発達しないものがある。頭花の中央は多数の両性の筒状花で構成され、花冠の先は5裂する。舌状花、筒状花ともに結実する。総苞は半球形、まれに鐘形になり、総苞片は多列あり、片の長さは同じかまれに外片が短い。外片は草質まれに乾膜質、内片は乾膜質になる。果実は痩果で有毛または無毛で、多数の肋があり、冠毛の毛は多数ある[3]。
ユーラシアとアフリカに約100種分布し、地中海沿岸に多い。日本には少なく、3種ほど分布する[3]。
和名、学名はYistによる。