ウラジロヨウラク(裏白瓔珞、学名:Menziesia multiflora)はツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉低木。
高さは1-2m。
葉の裏が緑白色をしている。
花期は5-7月。花は白っぽい淡紅色で壷型をしており下垂してつき、長さ11-14mm。先端が浅く5裂し外側へ反っている。
和名の由来は、花の様子が仏像が身につけている装身具(瓔珞・ようらく)に似ていること、葉の裏が白いことから付けられた。
関東地方、中部地方、東北地方に分布し、湿った草原、湿地、林縁に自生する。
ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞、学名:Menziesia multiflora var. longicalyx)はウラジロヨウラクの変種。北海道~本州中部地方以北の山地~亜高山帯に分布する。
ウラジロヨウラクとの違いは萼が長いこと。また、ウラジロヨウラクは太平洋側に多く分布し、ガクウラジロヨウラクは日本海側に多く分布している。
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