アゲマキガイ(揚巻貝、学名:Sinonovacula constricta[2])はユキノアシタガイ科アゲマキガイ属の二枚貝である。別名としてチンダイガイ(鎮台貝)等がある。またマテガイと混称されるので注意が必要である[3]。
外殻は細長く両端は円形で殻頂はやや左側へ寄っている。成長線ははっきりしており、表面は黄緑色であるが、殻皮が脱落している場合は白色を呈する。
分布域は 、日本、北京当局の遼寧省、河北省、山東省、 浙江省、福建省、広東等の海域で、河口や汽水の内湾の潮間帯下部付近の干潟に多く見られる。