ケバネウズラ(Ophrysia superciliosa)は、鳥綱キジ目キジ科ケバネウズラ属に分類される鳥類。本種のみでケバネウズラ属を構成する。
インド(ウッタラーカンド州ナイニータルおよびムースリー周辺のヒマラヤ山脈西部)[1][2]
全長22.4 - 30.6センチメートル[2]。翼長8.8 - 9.5センチメートル[2]。尾羽の数は10枚[2]。
オスは頭部や喉の羽衣が黒く、白い筋模様が入る[1][2]。全身の羽衣は灰色で、羽毛の外縁(羽縁)は黒い[2]。下腹の羽衣は黒く、羽縁が白い[1]。メスは全身の羽衣が明褐色で、黒色斑が入る[1]。
標高1,650 - 2,100メートルにある草原や低木林で発見された例がある[1]。5 - 6羽の小規模な群れを形成して生活していた[2]。
19世紀にでわずかに標本が採集されたのみで、1868年以降の発見例がなく絶滅したと考えられている[1][2]。