サオ(SAWO、学名:Manilkara Kauki)はアカテツ科の植物の一種である。インドシナ半島(カンボジア、ミャンマー、タイおよびベトナム)からインドネシア、マレーシアおよびパプアニューギニア、オーストラリアの北クィーンズランドで自生する。
果実はオレンジ色で長さ3-4cm位。柿のような味で現地で伝統的に親しまれ、島から島へ採取するため旅をすることもある。
木材としては非常に固く、食器や装飾品などによく利用される。
森林再生目的のため、サポジラの接ぎ木に利用される。
葉は除草剤の材料になる。