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ギュンターヒルヤモリ ( Japanese )

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ギュンターヒルヤモリ ギュンターヒルヤモリ
ギュンターヒルヤモリ Phelsuma guentheri
保全状況評価[a 1][a 2] ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 EN.svgワシントン条約附属書II類 分類 : 動物界 Animalia : 脊索動物門 Chordata 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata : 爬虫綱 Reptilia : 有鱗目 Squamata 亜目 : トカゲ亜目 Sauria 下目 : ヤモリ下目 Gekkota : ヤモリ科 Gekkonidae 亜科 : ヤモリ亜科 Gekkoninae : ヒルヤモリ属 Phelsuma : ギュンターヒルヤモリ
P. guentheri 学名 Phelsuma guentheri Boulenger, 1885 和名 ギュンターヒルヤモリ 英名 Round Island day gecko

ギュンターヒルヤモリ学名Phelsuma guentheri)は、ヤモリ科ヒルヤモリ属に分類されるトカゲ

分布[編集]

モーリシャスロンド島[1][2]固有種

形態[編集]

全長30センチメートル(頭胴長9.6-14センチメートル)[1]。背面の体色は緑がかった灰褐色で、暗褐色の斑点や不定形の斑紋が入る[1]。腹面の体色は灰白色で、暗褐色や黒い斑点が入る[1]

幼体は腹面の体色が黄色[2]

生態[編集]

ヤシからなる乾燥林に生息するが、岩場にも生息する[1][2]。樹上棲だが、獲物を求めて地表で活動することもある[1][2]薄明薄暮性もしくは夜行性[2]、昼間は樹冠や茂みの中で休む[1]

食性は動物食傾向の強い雑食で、昆虫クモ、爬虫類などを食べ、共食いした例もある[1]。飼育下では果実を食べた例もある[2]

繁殖形態は卵生。樹冠、樹皮や岩の割れ目に1回に1-2個の卵を産む[1][2]

人間との関係[編集]

人為的に移入されたアナウサギやヤギによる生息地の破壊などにより生息数は減少した[1][2]。以前はモーリシャス島フランスレユニオンにも分布していたが、ロンド島の個体群を除いて絶滅した[1]。アナウサギやヤギの駆除およびそれに伴うヤシ林の回復、ジャージー島で飼育下繁殖した個体の再導入などの保護対策が進められ、生息数は増加傾向にある[1][2]1975年における生息数は1,800頭、1982年における生息数は200頭以下と推定されている[1][2]

参考文献[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ8 太平洋、インド洋』、講談社2001年、129、240頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『絶滅危惧動物百科4 カザリキヌバネドリ―クジラ(シロナガスクジラ)』 財団法人自然環境研究センター監訳、朝倉書店2008年、78-79頁。

関連項目[編集]

 src= ウィキスピーシーズにギュンターヒルヤモリに関する情報があります。

外部リンク[編集]

  1. ^ CITES homepage
  2. ^ The IUCN Red List of Threatened Species
    • Madagascar Reptile & Amphibian Specialist Group 1996. Phelsuma guentheri. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.2.
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ギュンターヒルヤモリ(学名:Phelsuma guentheri)は、ヤモリ科ヒルヤモリ属に分類されるトカゲ

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