Metapenaeus dobsoni is een tienpotigensoort uit de familie van de Penaeidae.[1] De wetenschappelijke naam van de soort is voor het eerst geldig gepubliceerd in 1878 door Miers.
Bronnen, noten en/of referentiesPenaeopsis dobsoni Miers, 1878
英名 Kadal ShrimpMetapenaeus dobsoni choprai
/Nataraj, 1942
プーバラン(Poovalan、学名:Metapenaeus dobsoni )は、十脚目クルマエビ科に分類されるエビの一種。インド太平洋に分布するエビで、食用として広く流通している。日本では日清カップヌードルの具材のエビとして知られる。
成体の全長は最大でも125mmほどで、クルマエビや多くの近縁種よりも小さい。上縁だけに8または9つの歯があり、表面はビロード状の細かい毛でまだらに覆われている。生きている個体は半透明の殻に甲皮と腹部を中心に赤色の小斑点がある。インドの水域では成体は水深37m以浅の泥底に生息し、稚エビは河口域と川に生息する。インド西海岸、マレーシア、フィリピン、インドネシアなどインド太平洋の熱帯・温帯海域に分布する[1]。
日本ではプーバラン(Poovalan)と呼ぶのが一般的であるが、主に漁獲が行われるインド西海岸などマラヤーラム語・ヒンディー語圏では海から離れた場所で獲られる小さい物を"Thelly chemeen"と呼び、海から獲られるより大きい物を"Poovaalan chemmeen"と呼ぶ[1]。英語圏ではプーバランの他に"Kadal Shrimp"や"Pink Shrimp"などの名前で流通している。
主にむきエビに加工されて流通する。茹でると身は緋色がかった橙色になり色鮮やかで、またフリーズドライ加工をしても味や色が損なわれず、トラックによる長距離運送時の衝撃でも崩れない程度の強度を維持できるため、日本ではインスタント食品やピラフ、エビ焼売などに使われている[2][3]。加工食品や飲食店で使われる事は多いが、市販向けに「プーバラン」と言う名前を出して冷凍むきエビなどを販売する事はまずない。漁には主にトロール網が用いられる[1]。
カップヌードルは開発当時、彩りが良く高級感があることから具にフリーズドライ加工でエビを入れる事が決まり、世界各国から集められた60種類以上のエビの中からプーバランが選定された[2]。選定の理由は前述した色や味の変化が少なく形が崩れにくい特徴からで、開発担当が大阪市内のホテルのレストランで食べたシュリンプカクテルに使われていた事がきっかけとなった[3]。1972年当時プーバランは乾燥小エビとしては最高級品で、原価は1kg当たり4500円だった。またその小ささからカップヌードルのエビはオキアミだと疑われたり、オキアミの画像がプーバランとしてインターネット上で紹介される事もある[4]。しかしオキアミは殻付きなら近いサイズだが剥くと更に小さくなってしまうことに加え、見た目や味、歯ごたえも異なるため、プーバランの代用にはなり得ない[5]。また、フリーズドライ加工後の丸まった外見から、昆虫の幼虫に色を付けただけの代用品等と言う根拠のない噂も出回っていた。
プーバラン(Poovalan、学名:Metapenaeus dobsoni )は、十脚目クルマエビ科に分類されるエビの一種。インド太平洋に分布するエビで、食用として広く流通している。日本では日清カップヌードルの具材のエビとして知られる。