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(2017年8月)
ホウセキカナヘビ
ホウセキカナヘビ Timon lepidus
保全状況評価 NEAR THREATENED (IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類 界 :
動物界 Animalia 門 :
脊索動物門 Chordata 亜門 :
脊椎動物亜門 Vertebrata 綱 :
爬虫綱 Reptilia 目 :
有鱗目 Squamata 亜目 :
トカゲ亜目 Sauria 下目 :
スキンク下目 Scincomorpha 上科 :
カナヘビ上科 Lacertoidea 科 :
カナヘビ科 Lacertidae 亜科 :
カナヘビ亜科 Lacertinae 属 :
Timon 種 :
ホウセキカナヘビ T. lepidus 学名 Timon lepidus (
Daudin,
1802)
和名 ホウセキカナヘビ 英名
Ocellated lizard ホウセキカナヘビ(宝石金蛇、学名:Timon lepidus)は、カナヘビ科に分類されるトカゲ。
イタリア北西部、スペイン、フランス南部、ポルトガル
全長50-70cm。最大全長80cmにも達するカナヘビ科最大種の1つ。体形は頑丈だが、尾は長い。
幼体や亜成体、メスはくすんだ色彩だが、オスの成体は緑色の体に黄色や黒、青等の斑点が複雑に並ぶ。
北アフリカに分布する亜種は独立種バーバーカナヘビとして記載された。幼体は酷似するが、バーバーカナヘビの成体は胴体が緑で尾が赤銅色になる。
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Timon lepidus lepidus (Daudin, 1802)
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Timon lepidus ibericus (Lîpez-Seoane, 1884)
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Timon lepidus nevadensis (Buchholz, 1963)
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Timon lepidus oteroi (Castroviejo & Mateo, 1998)
森林や草原、岩場等に生息する。主に地上棲だが、木に登ることもある。昼行性で、夜間は岩の隙間等に隠れて休む。性質は荒く特にオス同士の場合、縄張りや雌をめぐって相手の頭部に噛み付きあい激しく争う。
食性は雑食で、昆虫類、節足動物、小型爬虫類、鳥類、小型哺乳類、動物の死骸、花、果実等を食べる。
産卵形態は卵生で、1回の産卵に付き4-10個の卵を年に1、2回産む。
人間との関係[編集]
ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。流通にあたってほとんど亜種分けはされておらず、基亜種が流通の大半を占めるとされているが同定方法は不明。また本種の名で同属種バーバーカナヘビが流通することもある。
参考文献[編集]
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ウィキメディア・コモンズには、
ホウセキカナヘビに関連するメディアがあります。
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ウィキスピーシーズに
ホウセキカナヘビに関する情報があります。
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千石正一監修 長坂拓也編 『爬虫類・両生類800図鑑 第3版』、ピーシーズ、2002年、53頁。
- 『小学館の図鑑NEO 両生・はちゅう類』、小学館、2004年、99頁。
- 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド トカゲ2 ヤモリ上科&スキンク上科』、誠文堂新光社、2004年、71-72頁。
外部リンク[編集]
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2007 IUCN Red List of Threatened Species
- Pleguezuelos, J., Sá-Sousa, P., Pérez-Mellado, V., Marquez, R., Cheylan, M. & Corti, C. 2006. Timon lepidus. In: IUCN 2007. 2007 IUCN Red List of Threatened Species.

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