トケイソウ科 Passifloraceae は被子植物の科の1つ。代表的な種に、観賞用のトケイソウと果実を栽培するパッションフルーツがある。亜熱帯から熱帯に分布し、温帯では果物として、あるいは観賞用の園芸植物として栽培される。
高木、低木あるいはツルで、葉は単葉または掌状複葉。鮮やかな色の花をつけるものが多い。子房上位。
3亜科に分けられる。全体で約30属1000種が属するが、トケイソウ属にその半分以上が含まれる[1]。
クロンキスト体系ではトケイソウ亜科のみをトケイソウ科としており、花などの形態を基にウリ科やスミレ科との関連があるとして、スミレ目に含めていた。
次のような系統樹が得られている[2]。
ブラジルトケイソウの植物画
トケイソウ科 Passifloraceae は被子植物の科の1つ。代表的な種に、観賞用のトケイソウと果実を栽培するパッションフルーツがある。亜熱帯から熱帯に分布し、温帯では果物として、あるいは観賞用の園芸植物として栽培される。